「イソフラボン+トウガラシが薄毛にいい」という説は本当か?

近年「イソフラボン(大豆に含まれているポリフェノール成分)+トウガラシの組み合わせが、
薄毛にいい」という説が出ているのを、あなたはご存知ですか?

 

この説は本当なのかどうか、それに迫ってみましょう!

 

 

「イソフラボン+唐辛子の組み合わせがいい」という説の根拠は?

「イソフラボン+トウガラシの組み合わせが薄毛にいい」という説の根拠として挙げられているのが、
元名古屋市立大学教授である岡嶋研二氏による研究発表です。

 

その内容を簡単に説明すると、
「イソフラボンとカプサイシン(唐辛子に含まれる辛み成分)の投与により、
髪の成長を促進する成長因子・IFG-1が増加した」というものです。

 

その後岡嶋氏は、この結果を踏まえた著書を2011年に出版しています・・・が、
実はこの岡嶋氏は、2012年に、論文ねつ造で処分を受けた経歴があります。

 

1997年から2011年にかけて、岡嶋教授が責任著者となっている論文のうち
19本に画像のねつ造・流用があったとして、停職6ヵ月の処分を受け、
岡嶋氏は停職中に教授としての任期を終え、再任用の申請もしなかったため、
今では「元教授」となっているのです。

 

そうした経緯もあり、岡嶋氏が提唱する「イソフラボン+カプサイシンの育毛効果」についても、
社会的な信用度はかなり下がっている、というのが現状です。

 

理論的にはある程度の効果が期待できる!?

というわけで、「イソフラボン+トウガラシで髪の成長因子が増やせる」
という説の信用度は、社会的に見れば「ちょっと眉唾もの」という状態になってしまっていますが、

 

実は、理論的に考えれば、イソフラボンとトウガラシは、
髪にいい作用をもたらす可能性が高いと言える存在です。

 

まず、イソフラボンについては、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをします。

 

エストロゲンは抜け毛を防止するのに役立つホルモンですので、
大豆食品を食べてイソフラボンを摂取すれば、
そのエストロゲンと似た抜け毛抑制作用が得られる可能性がある、というわけです。

 

そしてトウガラシに含まれるカプサイシンは、
大量摂取すると刺激が強すぎて消化器官に負担をかけてしまいますが、
適量摂取なら、血行促進作用というメリットをもたらすことができるので、
その点で薄毛対策に役立つと言えます。

 

ですから、「成長因子が増えるかどうか」ということよりも、
「女性ホルモン的な働きや血行促進なら実際に期待できる」ということで、
食生活の中に大豆食品を積極的に取り入れたり、

 

「塩やしょうゆでの味付けを少し控えめにして、その分トウガラシでアクセントをつける」
というやり方をするのは、おすすめと言えますよ。

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