髪の構造に関する得する知識

薄毛について知るためには、髪そのものについて知ることが大切。
というわけで、まずは私たちの髪の構造がどうなっているのか、それを知っておきましょう。

 

毛根の構造

髪には、頭皮に埋まっている部分である「毛根」と、
頭皮から出ている部分「毛幹」とがあります。

 

イメージとして植物にたとえると、毛根部分が種で、
毛幹部分は伸びてきた茎、という感じですね。

 

「種の部分」に相当する毛根は、「毛包(もうほう)」という、
鞘のようなもので包まれており、その中に、毛根のふくらんだ部分「毛球(もうきゅう)」があります。

 

この毛球は底の部分がくぼんだ形になっているのですが、
その部分に「毛乳頭(もうにゅうとう)」があります。

 

この毛乳頭こそ、髪を育てる司令室のようなもの。
その毛乳頭の周りをびっしり囲む「毛母細胞(もうぼさいぼう)」が、
毛細血管から毛包・毛乳頭を経由して栄養等を受け取り、
細胞増殖を繰り返して髪を伸ばすように育てていくのです。

 

育毛を考えるにあたって特に重要となるのが、この毛根部分(特に毛乳頭と毛母細胞)とです。
ここから髪が生まれなければ、どうしようもありませんからね。

 

 

毛幹の構造

「伸びてきた茎の部分」に相当する毛幹部分は、三層構造となっています。

 

一番内側に、「毛髄(もうずい)」というものがあるのですが、
実はこの毛髄は中身が結構スカスカで、実際に「髪づくりにどう役立っているのか」
という点については完全には解明されておらず、

 

欧米人の髪にはこの毛髄がほとんど見られないことから
「あってもなくても大差ないのではないか」とも言われています。

 

ただし、髪の毛の太さや性質を多少左右する要素を持っている、という説もあります。

 

そして、毛幹部分の大半を占めるのが、
毛髄を包むように存在する「毛皮質(もうひしつ)」です。

 

コルテックスとも呼ばれ、
メラニン色素を含む繊維状のたんぱく質が束になったような形で構成されています。
髪の黒さと太さを左右する、重要な存在です。

 

そして、その毛皮質をガードするように守るのが、
毛幹の三層構造の一番外側にある「毛小皮(もうしょうひ)」ーいわゆるキューティクルです。

 

キューティクルはうろこ状に重なるような構成になっており、
これこそが毛幹の重要なガード役。

 

キューティクルがはがれたり開いたりすると、
そのすき間からダイレクトに毛皮質にダメージが届いてしまうため、
毛皮質が傷み、髪の質が悪くなったり、切れやすくなったりするのです。