髪が生えてから抜けるまでのヘアサイクルについて

私たちの髪は「一度生えたらずっと伸び続ける」というわけではなく、
ヘアサイクル(毛周期)に従って、生えたり抜けたりを繰り返しています。

 

正常なヘアサイクルはどんな状態なのか、それをご説明しましょう。

 

髪は成長期・退行期・休止期を繰り返す!

髪のヘアサイクルを大別すると、
成長期・退行期・休止期の3つの期間に分かれます。

 

まず、成長期というのは、毛根部分で髪が作られている状態
「毛根という種から、髪という芽が出て、それが伸びていく期間」のことを指します。

 

成長期の早期は、毛根から新しい髪が生まれて古い髪を押し上げるため、
この時に自然脱毛が発生します。

 

そして中期になると、毛根が太くしっかりと構成されて、新しい髪が頭皮から外に出ます。
頭皮から髪が出てきてしばらくすると、髪そのものの太さも増してきて、これが成長期の後期となります。

 

それがしばらく続くと、毛根部分が退縮していき、
髪を育てる力がどんどん弱くなっていく、退行期を迎えることになります。

 

そして、退縮した毛根が完全に発毛・育毛機能を停止し、
新しい毛根が生まれて今の髪が自然脱毛するのを待つだけ、という状態になるのが休止期です。

 

ちなみにそれぞれの期間としては、成長期が3〜6年程度、退行期が数週間、
休止期が数ヵ月となっており、正常なヘアサイクルで発生する自然脱毛は、
1日あたり80〜100本程度と言われています。

 

しかし、正常なヘアサイクルを維持していれば、これと同等の本数が毎日新たに生まれるので、
「髪の新旧の入れ替えのバランスがとれているため、薄毛にはならない」というわけなのです。

 

 

薄毛の人はヘアサイクルがおかしい!?

それでは、薄毛の人のヘアサイクルはどうなっているのでしょうか?

 

薄毛の人の場合は、ズバリ「成長期が通常より短い」
というケースが非常に多いです。

 

何らかの理由で、毛乳頭など毛根部分に元気がなく、本来なら数年もつはずの成長期が、
1年あるいはそれ未満で終わってしまう、というケースも少なくないんですよ。

 

さらに「新しい毛根を作り出すのにも時間がかかって、
休止期も長くなってしまう」ということもよくあります。

 

毛髪が早々に成長を停止してしまった上に、新しい毛髪も作り出されず、
長いお休みが続いている状況が、薄毛という形で表れているというわけです。

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